樹々山農園とは

樹々山農園が目指すのは、地域の伝統農法や生態系に学ぶことによって持続可能な自給圏を創造することです。衣食住にわたって里山の恵みを最大限に利用できるよう生活環境や施設を適切にデザインし、自らの手で創り出します。また、スローフードも大切なテーマです。里山の恵みを感じ取る感性、分かち合う喜びを大切にします。

アクセス

樹々山農園は千葉県南部、南房総市の丘陵地帯にあります。館山自動車道冨浦インターから車で約15分。近くには道の駅・三芳村があります。

フードフォレスト

樹々山農園は約3000坪の里山に畑や果樹園が点在しています。森林生態系に倣いながら独自の自然農法(フードフォレスト)を実践しています。

また自給圏をバイオリージョン(生態地域)として捉え、持続可能な共生の森を目指しています。

セルフビルド

農園の施設は極力自分たちで手作りします。里山の手入れによって出る残材を有効利用するのが主な目的ですが、セルフビルドは理屈抜きに楽しい作業です。これまでにツリーハウス、コンポストトイレ、ログハウス、ガーデンキッチンなどを作りました。

みんなの森

南房総に広がる森林は全て人の手が加わった人工林や二次林です。これらの森林は農林業の担い手不足などにより手入れが行われず荒廃が深刻化しています。樹々山農園はこのような荒廃した森林を自然林に誘導したり里山として保全する試みでもあります。未来にどのような森を残していくか、皆さんと一緒に考え行動して行きます。